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Hiresify マニュアル

パフォーマンス設定

このページではHiresifyのパフォーマンス設定について説明します。

メニューより設定画面を開きます。

設定画面を開きます。

設定ウインドウが開きます。
(もし表示が英語に変わってしまった場合、LanguageからJapaneseを選ぶと日本語に戻ります。)

設定画面

この画面でブロックサイズを変更することができます。

ブロックサイズを増やすことで、一度に処理するデータ量を増やし、パフォーマンス改善につながります。
(同時にメモリ使用量も増えます。)

参考に、開発環境でのブロックサイズの変化によるパフォーマンス差を以下の表に示します。
(Ryzen 3600@4.0GHz, 6Core/12Thread, 元ソースの長さ:34秒, 元ソースは44.1khz/16bit)

ブロックサイズ メモリ使用量 処理時間
512 144.8MB 44.7秒
1024 250.3MB 39.8秒
2048 331.8MB 37.7秒
4096 499.0MB 37.0秒
8192 848.7MB 36.1秒
16384 1488.4MB 36.2秒
表3:ブロックサイズの違いによる必要なメモリサイズと処理時間の比較
(512倍オーバーサンプリング)

ブロックサイズ メモリ使用量 処理時間
512 345.3MB 149.8秒
1024 508.7MB 146.9秒
2048 837.7MB 142.2秒
4096 1485.3MB 140.0秒
表4:ブロックサイズの違いによる必要なメモリサイズと処理時間の比較
(2048倍オーバーサンプリング)

ブロックサイズを増やすほど処理速度が高速化され、メモリサイズは増加する傾向がわかります。

ブロックサイズが512の時ではメモリの初期化が処理に占める割合が高く、6コアあるCPUを十分に使用できない傾向がありました。

今後コア数が増加した場合、よりブロックサイズを増加させることが処理速度に影響を与える可能性があります。(もちろん大量のメモリを装備する必要があります)

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